今日は国際女性デー。今年のキャンペーンテーマは「Inspire Inclusion」
8/3/2024 Coterie magazine
今日は、国際女性デーとして、世界各地でイベントが行われる。毎年確実にその知名度が上がり、さまざまなイベントに参加する女性たちも増えている。
実はこの歴史も古く、最初の国際女性デー(IWD)のイベントは1911年3月に開催されて以来、100年以上の歴史と変化を経て現在に至る。そもそもIWDは何か、というと、国やグループ、団体を特定するものではなく、女性の平等を実現するために尽力するすべての人々に属する世界的な活動と祝典の集合体だ。
世界的に有名なフェミニスト、ジャーナリスト、活動家であるグロリア・スタイネムは、かつてこう説明したと伝えられている。「平等を求める女性の闘いの物語は、一人のフェミニストにも、いかなる組織にも属するものではなく、人権を大切にするすべての人の努力の集合体に属するものである」。
個人としては、女性や女児を理解し、尊重し、その包容力を求めることが重要で、さらに、この知識、支援、励ましを他の人々と分かち合うことが鍵となる、とIWDは伝える。
組織やグループ単位では、女性と女児のニーズ、関心、願望が評価され、インクルージョンされるようにする方法はたくさんある。組織やグループは、以下のような分野での行動を通じて、#InspireInclusion(包摂を促す)ことができる。例えば:
女性の経済的エンパワーメントの促進
多様な人材の採用、維持、育成
女性と女児のリーダーシップ、意思決定、ビジネス、STEMへの参入を支援
女性と女児のニーズを満たすインフラの設計と建設
女性と女児が健康について十分な情報を得た上で意思決定できるよう支援
持続可能な農業と食料安全保障に女性と女児を参加させる
女性と女児に質の高い教育と訓練を提供
女性と女児のスポーツへの参加と成果を高める
女性と女児の創造的・芸術的才能の促進
女性と女児の地位向上を支援するその他の分野に取り組む などが挙げられる。
具体的にどのように取り組むのか? さまざまなイベントやパーティーに参加したり、女性がオーナーのショップで買い物をしたりすることで表明を表すことができる。国際女性デーをきっかけに、女性の支援、活動の幅がさらに広がることに期待したい。